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 種まき後,育苗器内(30℃)で、3日経つと白い芽が出てきます。

白い芽は、光りがあたらないためで、今後は、徐々に光りに慣らせて行きます。
この作業を緑化と言います。


 育苗器内では、苗箱を20~25段に積みます。
25段以上積むと温度ムラで上下の育苗箱の芽の長さが違ってくるためうちでは最高25段と決めています。

 今年は、播種数と回数のため最高でも23段のため、上下とも、長さの差は無く、見た目は綺麗に出そろいました。
実際、育苗器内の温度を測ってみますと、上の方から熱くなり、上下の温度差がほとんど無くなるのには、2日ほどかかります。

高さが低ければ低いほど温度が均一になるのが早く、揃うのでしょう。
 また、育苗器内では、種子が呼吸も行っているので、酸素濃度も低くなり、2日も経つと育苗器内はCo2でいっぱいになります。

シートをまくって中の様子を見るときは、息が苦しく命がけです。
 白く芽がでた苗箱は、育苗ハウスに並べられます。

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 なるべく強い光の当たらない時間が良いのですが、数が多いので日中にもなります。

ハウスの中は、熱く蒸し風呂状態です。

以前はアルバイトをたくさんお願いしての作業だったのですが、今は、スタッフとアルバイト1人をお願いして行っています。
 とにかく熱く重たい、重労働です。

 1年の作業で一番きついです。


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 並べられた苗は、直射日光をさけるため、すぐに遮光ネットをかけて保護します。
 真っ暗な育苗器から、燦々と照りつける太陽のもとにおかれるため、白化現象や黄化現象という現象がおき、稲の生育が遅れます。
 苗への灌水は、水分補給と浮き上がった覆土の洗い流しを目的に行います。
たっぷり水をかけられた苗は、遮光ネットをかけられ、2~3日ゆっくりとハウスの中で光りに慣れて行きます。
 遮光ネットのもう一つの効果は、保温です。30℃の温度から、徐々に気温にならしていきます。
急激な温度変化は、稲にとってストレスを与えます。

 この期間の天候が、その後の苗の生育に大きく影響します。

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 ハウスの中で、3日ようやく光りにも慣れて、青く緑化が進んできました。もうこれで大丈夫(^o^)
これで、遮光ネットを外すのですが、気温が低くなると言う予報が出ているので、もうしばらく保温のためにネットをかけておきます。

 これからの管理は、稲を強くし、本田に定植されても植え傷みのない苗に育てます。
 
 苗作り半作とか言われていますように、これからの管理が大変なんです。