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 先日,温湯消毒をし、浸漬させてあった種子も充分な吸水(積算温度100℃以上)となり、2日おきの水交換等により、自己防衛機能でもある発芽阻害物質も除去されたと思われるので、播種の準備に入りました。


 ここで、種子を少しだけ発芽させるための作業催芽を行います。

この作業には、いろいろな方法がありますが、うちでは約30℃の温湯に浸けて加温し発芽させます。
酸素の補給と温度を一定に保つために催芽ポンプで空気と30℃のお湯を循環させます。
この作業が、重要なため神経を使い難しい作業になります。


 時間を長くすると芽が伸びすぎになり、芽を傷めたり、播種の時に撒きむらに成ります。

ちょっと芽が出た状態、鳩胸状態にするのですが、時間単位で観測しなければすぐに伸びきってしまいます。
これは、前年度の登熟期の気温、品種、吸水時間、浸漬時の気温、水温などの影響をうけます。
感と経験を頼りに催芽を始める時間を決めます。

それでも、夜中に温度を止め、冷水で冷やすことも度々あります。油断禁物です。

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 これが、催芽された籾です。

ちょっと伸び過ぎの感がありますが、これを播きます。水からあげた籾は、

濡れているために脱水機にかけ、陰干しを行います。

これが乾いてから、播種となります。

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 播種は、3人以上の人数で行います。
以前の機械の時は、2人でも充分でしたが、播種機を昨年更新したため能力が上がり、最低でも3人の人が必要となりました。


 まず、床土を詰めた箱を入れます。次に水をかけます(灌水)。
その後種を蒔きます。品種、栽培方法によって播種量を決めます。
以前は、薄蒔きだったのですが、最近は収量のこともあり、若干厚く播くようにしています。
種を蒔いた後は、土をかけます(覆土)。


 その後は、自家製育苗器に入れ、30℃前後の温度で、3日置きます。

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 3日経つと出芽してきます。
この出芽されたものは、育苗ハウスに並べられ大事に育てられ本田に移植されます。


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 苗の準備をする一方で、本田では晴れ間を縫って、圃場の乾いた所から、耕起が始まりました。
うちでは、トラクターやオペレーターの人員も少ないため、作業を早め早めとし、効率化を図っています。
 最近では、ネット等で気象情報もきめ細かく入り、作業の計画も立てやすく、助かっています。


 この耕起作業もお米の品質に影響の出る作業であると私は認識しています。
具体的なことは、専門的になりますのでここでは控えさせて頂きますが、特に耕起の重要性は、肥培管理以上のものがあると思います。

うちでは、お米の品質向上のため、耕起のあり方を模索、検討中です。


 これから、農作業も本番を迎えていきます。
スタッフ一同、体に気をつけて、安全に作業を行って行きたいと思います。


 今日の雨は、言い雨だ(^O^) 作業はあるけど、体が休まる!(^^)!