3月に、入って農作業が本格化してきました。
様々な作業が、大雪のため遅れがちでのスタートとなりました。

その中で、外の天候に関係の無い種の準備から始めました。

種まきのための種子の準備を種子予措といいます。

その一つとして種子消毒があります。

 

従来、種子消毒は、農薬や微生物資材を使って行っていましたが、うちでは数年前から、温湯による殺菌を行っています。

まず、種子を品種別に色分けしたメッシュの袋にいれます。お米の種子は、品種によってほとんど差が無いので、うちでは袋の色でわけます。

これを、餅ですと6分60℃、粳(こしひかりや夢ごこち)ですと10分(うちでは9分)60℃の温湯につけて行います。
種子の量が多いのと、待ち時間があるので、時間のロスを防ぐため、仲間の法人から温湯消毒器を借りて、2台で行いました。

温湯に浸けられた種子は、温度が高いので、発芽障害を起こさないように、冷水に入れます。
この後、催芽(発芽させる作業)まで、水に浸漬しておき、充分吸水させます。

種子は、生きてますので、呼吸をします。酸素を吸い、2酸化炭素を出します。

そのため1日おきに水の交換をします。

この作業が、またそれなりに大変です。

この時期ですと、10日ぐらい(水温10℃、10日以上、積算温度100℃以上)で催芽させます。

うちでは、月末に播種予定なのと、この時期気温が低いので2週間かけます。