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この時期に代掻き?

農薬を使わないこしひかりの圃場を代掻きしています。

農薬を使わない圃場の一部ですが、冬期湛水で除草の効果などを確認しています。

木村秋則さんにご指導頂いた自然栽培田や農薬を使わないこしひかりの一部の圃場は、その真逆で冬期間土を乾かすことに努めています。

なぜ、冬期湛水か?この方法は無農薬栽培で悩んでいたときに、滋賀県の中道農園さんを訪問し、ご指導頂きました。
数年結果がでるまで、この方法でもやってみようと言うことで、数年前から挑戦してきました。

また、島根県からの生産法人の視察の時に、この方法で行っているということをお聞きし、この方法での栽培を取り入れました。

最初の頃は、この時期、用水に水を流すのは、迷惑がかかるということで、中道さんにご指導頂いたように雨水での代掻きを繰り返し行いました。

このあたりは、扇状地帯で水の保ちが悪かったのと、天候相手であったので、水を張った代掻きを行いたかったのです。

ある年に、10~11月に雨が少なく代掻きの出来ない年がありました。

そこで、思い切って生産組合と関係圃場の生産者にお願いして用水に水をあげさせて頂きました。

もちろん、他の圃場への水の流れ込みを防ぎ、他の生産者の方の秋作業全てが終了したのを見計らって行います。

冬期湛水 冬期湛水

こうして代掻きされた圃場は水を蓄え、来春の田植えを待ちます。

その間、何回か水を張ります。

昨年のように暖冬で、降雪の少ない年は、しょっちゅう水を入れましたが、今年は、大雪予想、水管理大丈夫かな?

こうして、冬の間水を蓄えておくと、野鳥達がやってきます。
さすが、白鳥はみたことがないのですが、野鴨の大群がやってきます。

冬期湛水、最大の目的は、水張り状態によるトロトロ層の形成です。
この時期から、湛水にしておくと、トロトロ層が形成され、春先の気温上昇に伴って発生する草の芽を枯らし(簡単に言うと)ます。

そのため、稲の初期生育も草に邪魔されず、良くなります。

田植え後の初期生育が、稲の一生を決める大事な栽培技術です。
来年も納得のいくお米が穫れるように願って、寒い時期ではありますが、作業に精をだしています。